信州軽井沢を拠点に活動する水彩画家 橋本不二子(1935~)の植物画をご紹介します。
画家は、「神様の庭の記録」を創作テーマに、植物の営みをつぶさにキャンバスに描き写す事で自然が織り成す生命の尊さを表現し続けています。本展では、その新作をご覧いただくため、ギャラリー1では野草や薬草を中心に版画も含めた35点を、ギャラリー2ではバラを描いた作品32点を展示します。また、薬草の作品については、本学薬学部教員が薬草についてのコメントを付します。
画家の絵をとおして、自然の姿をそのままに様々な花器に活けられた植物がもつ美しさを感じとっていただきます。
橋本 不二子 [水彩画家]
1935年神奈川県生まれ
文化学院美術科卒
チューリッヒ応用美術学校グラフィック科にてミューラーブロックマンに師事
グラフィックデザイナーとして活動
1989年より水彩画を描き始める